巻き爪とは

巻き爪はどういう爪症状について

巻き爪は爪の両端が内側に巻いた状態を指します。巻き爪は正式には湾曲爪と呼びます。爪が巻いた状態で皮膚に爪が刺さりこみ、食い込み始めると痛みを伴うことがあります。ときには出血や化膿といった症状を引き起こすこともあります。そのまま痛みを放置すると足元を庇って腰や膝の痛みに繋がったり、歩行機能の低下や転倒にもつながってしまいます。

巻き爪は大切な体の不調サインです。放置して巻き爪自体も悪化し、足指の痛みが強くなることはもちろん、足部の脚部の問題も生じ歩行の問題も起こす可能性あります。それとは逆に、すでに足や脚部に問題があるから巻き爪になっているということも言えるかもしれません。

コロナ渦においても、何かと運動不足である現代人は指先で地面を踏み締める歩行が足りなく、結果巻き爪になりやすいと考えられています。

爪の問題は足の問題を伝えています。全身の健康の問題になる前に、早い段階での巻き爪矯正を推奨しています。

池袋の東京巻き爪矯正院 重度巻き爪症例写真

巻き爪の原因と予防方法について

巻き爪の原因は複数ありますが、多い原因は「爪切り」と「靴」です。間違った爪切り習慣の方はとても多いです。間違い=深爪で、爪の白い部分(フリーエッジ)は余さず切ってしまう方が実に多く。一度深爪にしてしまうと爪が皮膚に刺さり込みやすくなり、陥入爪(かんにゅうそう)となりやすいのです。その巻き爪や陥入爪の刺さり込みから出る痛みを取るためにまた深爪にしてしまいます。この悪循環はより巻き爪や陥入爪を悪化させていきます。

また、足靴の環境も見直す必要があります。足を守るための靴ですが、そもそも靴紐がない靴や大きすぎたり、逆に小さすぎる靴は爪含め足全体に負荷を与えます。靴の中で足があそんで動いてしまうと長い時間をかけて爪を圧迫して巻き爪へと変えていきます。

また足への負荷により足の骨格自体も変形させてしまうことで、外反母趾、扁平足、浮指といった聞き慣れた足の問題につながるのです。このような足のアライメント異常(足の骨格異常)は足の指先にも負担をさらに大きくしますので、巻き爪や陥入爪を悪化させる悪循環になります。

爪切りと靴以外にも、巻き爪の原因は様々です。
巻き爪の原因はひとりひとり違いますので、足の状況や巻き爪の状態から原因を推測して、患者様ひとりひとりに合わせた巻き爪予防のカウンセリングやアドバイスをおこなっています。
池袋の東京巻き爪矯正院では巻き爪矯正だけでなく、再発防止の指導にも力を入れております。