こんにちは。
埼玉巻き爪矯正院【浦和院】の吉田です。
「歳のせいで腰が痛い、膝が痛い」など「歳のせいで」や「年齢のせいで」というのが口癖になってはいませんか?巻き爪は年齢と関係があるのでしょうか?
今回は「高齢者の巻き爪の原因と予防法」をお話しいていきます。
年齢と巻き爪
年齢とともに変わる爪の質
高齢者は若い方に比べて巻き爪が多いと言われています。年を重ねると爪は伸びる速度が遅くなり厚みが出てきます。さらに皮膚と同じように水分が失われていきます。元々爪は緩やかなアーチ状になっていますが、厚く固い爪の水分が失われることによって縮み込み内側に食い込みやすくなってしまうのです。さらに爪が厚く、切りにくいと放置してしまうと、靴からの圧迫や刺激も巻き爪の原因となってしまいます。
運動量の減少
また運動不足も1つの原因になります。高齢になると足腰が弱るため歩くことも減っていきます。元々爪は巻いていく習性をもっていて、歩いたり運動したりすることにより下からの反発力で安全で機能的な緩やかなアーチを保っています。このバランスが崩れてしまうと爪の巻く力ばかりが強くなり巻き爪になってしまうのです。
さらに歩き方も原因になっています。高齢の方によく見られる姿勢が悪く、つま先を上げず足を擦って歩いてしますと。歩く際にしっかり指を使えていません。これでは下からの反発力が無く爪に関しては、運動していないのと同じです。
予防法
栄養と食生活の見直し
まず、当たり前のことですが、食生活から見直しましょう。
主に爪に大切なのは、たんぱく質、亜鉛、ビタミン系、ミネラルです。
爪はたんぱく質から出来ていますので、接種量が少なくなると爪自体が脆くなってしまいます。亜鉛はそのたんぱく質を合成するのに必要で爪を伸ばす際非常に活躍してくれます。たまに「爪が弱くなったからカルシウムを取らなきゃ」という方がいらっしゃいますが、爪は確かに硬いのですが、ケラチンというタンパク質です。
ビタミン系はまず、ビタミンAは爪の乾燥を防ぎ、丈夫にしてくれます。ビタミンEは血行促進の効果があり新陳代謝をよくし、アンチエイジング効果があるとされています。ビタミンCはコラーゲンの生成に必要です。コラーゲンは水分を保ってくれるにで、乾燥に効果があります。ビタミンB2は「発育のビタミン」ともいわれ身体全体の発育促進とともに、皮膚、髪、爪の細胞再生にも関与しています。ビタミンB7はビオチンとも言われ、爪を作る爪母の成長を活発にし、爪を丈夫に強くしてくれます。
爪の切り方
次に爪の切り方です。爪の長さは指のお肉と同じ高さが理想的です。角も丸くするのでは無く上から見たときに四角い形で角を少し落としたスクエアオフと言う形にしましょう。
また固くて厚い爪や脆い爪は爪切りでは切り辛い場合は爪ヤスリの使用をお勧めしています。爪ヤスリを指と平行に持ち、一方方向に動かすだけです。角は危ないので最後に少しだけ整えましょう。慣れてしまえば力も必要ないですし、簡単なので是非やってみて下さい。
適度な運動と正しい歩行習慣
その他には適度に運動を心掛けることをおすすめします。
その時の歩き方も大切です。正しい歩き方は、まず姿勢を正します。顎を引き、胸を張り、背筋をしっかり伸ばしましょう。次に爪先が真っ直ぐ向いている事を確認し足を出します。着地はしっかり踵から接地し、足裏全体に重心が掛かるようにします。(重心は踵から足の外側を通り、小指の付け根そして親指の付け根、親指と伝わります)そして蹴りだす際に指をしっかり開いて地面を蹴りだします。
【歩く際のポイント】
- 姿勢は頭から一本の糸で吊るされているイメージです。
- 足を出す際に爪先が正面、上を向いているかチェック。
- 蹴り出す時にしっかりと指を使えているか意識してみましょう。
- 後ろ足の接地時間を出来るだけ長くして、腕は後ろに振るイメージです。
とこのようにいろいろな予防法があるので、1つずつでいいのでやってみて下さい。
埼玉巻き爪矯正院では爪に関することや、歩き方などアドバイスをさせていただいております。何か少しでも気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
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