前回に引き続き爪の状態について見ていきます。今回は爪の模様や形に注目して見ていきましょう。
横筋、溝がある爪
爪が外部的な圧迫や刺激によって爪の根本にある爪母(爪が作られている部位)にダメージが与えられてしまうと横溝や横筋が出来て生えてきてしまいます。また爪が指の先の皮膚や靴等にぶつかり伸びるのを邪魔されてしまうと爪同士が重なるように生えてきてしまいます。一時的なものならその原因自体が無くなれば症状も落ち着いてきますが慢性的に続いてしまうと、どんどん横筋が増え最悪、爪甲鉤彎症(爪が重なり厚く、前方に鉤のように湾曲している状態)になってしまいます。そうなってしまうと自分ではどうしようもなくなってしまいますので、一度当院、埼玉巻き爪矯正院【大宮院】へご相談下さい。
縦筋、溝がある爪
縦筋、溝は横筋。溝と違い老化現象や乾燥が原因な事が主です。年をとるにつれ水分量が減少し皮膚にシワが出来るように爪に横筋が入ってきます。また若い方でもネイルを良くする方や水仕事が多い職場など乾燥しやすい環境の方は注意しましょう。対策としてハンドクリームやキューティクルオイルでしっかり保湿しましょう。ただ稀に縦溝とともに丸みが出てきた場合、胃腸系疾患や呼吸器系疾患の可能性もありますので爪の症状と同時に体調が優れない場合は医療機関を受診してみるのもよいでしょう。
反り返る爪
スプーンネイルとも言います。爪は元々巻く力があり、歩いたりすることにより下からの反発力で正常な形を保っていますが過度な運動等で下からの反発力が強くなってしまったり、元々爪が薄く巻く力が弱かったりすると、力のバランスが崩れ、爪が反り返ってしまいます。爪の切り方も注意が必要です。深爪にすると指先を支えるものが無くなってしまい、下からの圧力に負けてしまいます。また血流が悪い方や貧血の方など鉄分が不足していると爪が脆弱になってしまいスプーンネイルになりやすいと言われています。
二枚爪
二枚爪もまた乾燥や栄養不足、爪母に強い衝撃が加えられる事でなることが多いです。その他にもスプーンネイルの原因の鉄分不足も二枚爪の原因となってしまいます。保湿をしっかりすることや、全てに言えることですが日頃から食事や爪の環境を考えることが大切です。
ご自身の爪はいかがでしたか?巻き爪や肥厚爪の原因になりうる場合もございます。少しでも何か気になることがありましたら、一度埼玉巻き爪矯正院【大宮院】へご来院下さい。
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