学校では教えてくれない爪の整え方

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爪はなぜヤスリで整えた方がいいのか?

「爪の整えは伸びてきたら白い部分を爪切りでパチっと切る」という方がほとんどではないでしょうか?

爪切りの習慣というものは小さい頃に親から教えてもらった方法をそのまま疑うこともなく

大人になっても続けていくものです。

当院では爪の整えはヤスリだけを使う方法を推奨しています。

理由としては、爪切りだと深爪をしてしまうリスクがあるからです。

特に目が悪かったり体が硬い人だと、体の中で最も遠いパーツである足先の爪をしっかりと捉えることが難しくなり

繊細な爪切りができなくなってきます。

そのような状態で無理して爪切りで整えようとすると深爪をしたり爪先がガタガタになってしまったり、

時には皮膚を傷つけて出血させてしまうこともあります。

その点、ヤスリなら深爪の心配もなく形も整えやすいのが特徴です。

正しい爪の整え方とは?

手と足では爪の整え方の基準が多少変わってきますが今回は特に足の爪の整え方について説明していきます。

先ほど挙げた「爪の白い部分は全部切ってしまう」といった切り方だと深爪であると言えます。

「白い部分は全部なくさないと気持ち悪い」

「白い部分を残すのは不衛生だ」

などと考えている方もいらっしゃいますが、

それでは爪が本来の機能を果たせないばかりか痛みの原因にもなりかねません。

正しい長さは皮膚の先端と爪の高さが揃う長さになります。指先に触れた時に爪と皮膚が同時に当たるかどうかが

ひとつの目安となります。

まず爪先端の長さが揃ったら角がひっかからないように多少丸みを付けていきます。

この角を残す整え方をスクエアオフと言い、巻き爪防止には重要な要素となります。

映像の方がわかりやすいと思いますので、詳しくは当院のYouTubeチャンネル

『巻き爪ブラックジャック』を是非ご覧ください。

爪を整える頻度

当院に来られる患者さんに爪切りの頻度を聞いてみると、

「伸びてきたら切ります」

「最近切ってないなぁと思ったら切る」

「爪先の白い部分が出てきたら白い部分がなくなるまで切る」

という回答が多いようです。

そのような基準で爪を切ってしまうと、気づいた時には伸びすぎていたり、深爪の原因となってしまうので注意が必要です。

足の爪を整える頻度としてオススメなのが2〜3週間に1回程度となります。

足の爪は手の爪の半分くらいの速度で伸びていくものです。

手の爪は1ヶ月で約3mm程度伸びるのに対して足の爪は約1.5mm程度の伸びとなります。

手の爪は顔からも近く頻繁に目に入るので少し伸びるだけでも気になるものですが、

足の爪は普段は靴を履いていたり顔からも遠い場所にあるのでついつい後回しになりがちです。

深爪も良くありませんが長すぎる爪にも注意が必要です。

爪が長すぎると欠けや剥離にも繋がり、歩いた時に靴の内側とぶつかることで爪自体の横溝ができる原因にもつながります。

つまり適度な長さを維持することが大事になってきます。

プロの目線から見たオススメのヤスリとは?

市販のヤスリは全長や目の荒さ・素材(紙・ガラス・金属)など種類も豊富ですが、

どういった基準で選べば良いでしょうか?

まず、ヤスリの全長としては20cmくらい長さがあると使いやすいです。

長さがある程度あることでヤスリ1往復分での削れる量がおおいので、より短時間で整えることができます。

爪切りに付属しているような短いヤスリは爪を『削る』というより爪を切った後の『バリ取り』程度の役目しか果たせません。

また、ヤスリは目の荒さも重要な要素で、100均などのヤスリだと目が荒くないので、削る時間ばかりかかってしまいます。

当院で販売しているヤスリは使いやすさに特化したもので、全長や目の荒さにこだわった逸品となっています。

プロの現場では使いやすさや削れ味などの理由で主に紙製のものが使われていますが、

そういったものには交換時期もあるので適度な交換が必要にもなります。

今回のコラム、いかがでしたでしょうか。ヤスリを使って来なかった方は今からはちょっと勇気がいるかもしれません。

当院では巻き爪矯正をすると、該当の爪の長さや形をいっしょに整えます。

爪の形や厚み、そもそもの指の骨格など個人差がありますので、最適なやり方を実際にその場でお伝えいたします。

大宮院

住所:さいたま市中央区上落合8-1-13 INGビル1F

定休日:水・木

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