こんにちは、東京巻き爪矯正院 三鷹店です。
当院では巻き爪の矯正を専門に行っていますが、ここ最近、「変形爪」に関するご相談が非常に増えています。
当院では「変形爪」という言葉を造語として使用しており、以下の2つの状態を総称してこのように呼んでいます。
• 肥厚爪(ひこうそう)
• 爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)
どちらも爪の厚みや形が大きく変化し、見た目や日常生活に支障をきたす状態です。
中には「どこに相談すればいいか分からなかった」と、長年悩み続けてきた方も少なくありません。
変形爪(肥厚爪・爪甲鉤彎症)とは?
ここでは、当院で扱う2つの変形爪の特徴をご紹介します。
肥厚爪(ひこうそう)
爪が異常に分厚くなる状態で、主な原因としては以下のようなものが挙げられます:
• 長期間の圧迫(合わない靴などによる)
• 爪白癬(爪の水虫)
• 打撲やぶつけた際の外傷
爪が厚くなると、切りにくい・靴に当たって痛い・見た目が気になるといった悩みが出てきます。
爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)
見た目はまるでダンゴムシの背中のように、層状に重なって盛り上がるような形をしています。肥厚した爪がさらに鉤状(かぎじょう)に曲がり、皮膚に刺さって痛みが出ることもあります。多くの場合、爪が皮膚から剥がれた状態(剥離)が長期間続くことで、正常な方向へ成長する力が失われていきます。
見た目の問題だけではなく、変形爪を放置すると以下のようなリスクがあります
・靴を履くたびに爪が当たって不快
・剥離部に汚れや菌が入りやすくなる
・歩行バランスが崩れ、膝や腰に負担がかかる
・サンダルが履けない、人前で裸足になれないといった精神的なストレス
当院での変形爪施術方法
当院では医療行為ではなく、フットケアとしての矯正施術を行っています。
施術は一人ひとりの状態に合わせ、丁寧に進めていきます。
施術の流れ
まずは分厚くなった爪を削ることで、靴などから受ける物理的刺激を最小限にします。
皮膚から浮いた(剥離してしまっている)爪を丁寧に除去し、衛生面の改善とこれから生えてくる爪に刺激が伝わらないよう環境を整えるのが目的です。
深爪状態となった爪の表面に、自社開発の特殊なプレートを貼り、爪が巻かずに自然な方向へ伸びやすくなるようサポートします。
ケア期間の目安:約1年〜
通院ペース:2〜3ヶ月に一度
施術に痛みはなく、継続的に安心して通えるケアです。
■ 実際のビフォーアフター


まとめ
「痛くないから放置」ではなく、今こそケアを
変形爪は痛みがなくても進行します。
実際、多くの方が皮膚科を受診しても「痛くないなら様子を見ましょう」と言われてしまい、対応してもらえなかったというケースがほとんどです。当院では、そうした「行き場のなかった爪の悩み」に丁寧に向き合い、少しでも今より快適な状態に整えていくお手伝いをしています。
爪の形や厚みに悩むあなたへ
見た目・感触・靴の履き心地…
足の爪は、毎日の生活に密接に関わっています。
変形爪のケアは時間がかかるものですが、焦らず向き合うことで、「爪が伸びやすくなった」「靴が楽に履けるようになった」など、日常の中で確かな変化が感じられることもあります。
まずは「相談だけ」でも構いません。お気軽にご連絡ください。
最後に…
当院では、「どこに相談しても対処してもらえなかった」という方にも、前向きに爪と向き合える場所を提供したいと考えています。「恥ずかしい」「どうしていいかわからない」そんな気持ちのまま、長年悩み続けてきた方にこそ、ぜひ一度、安心してご相談いただければと思います。