適切に爪切りが行われないと、巻き爪や感染症、痛みなどのトラブルが生じる可能性があります。
今回は足と爪を快適に保つための正しい切り方とその注意点について詳しく解説します。
適切な道具の選択
足の爪を切る際には、適切な道具を使用することが重要です。以下の道具を揃えると良いでしょう。
爪やすり
基本的にはヤスリのみで整えるのがオススメです。深爪や爪が割れるのも防げるので安心です。
切った後の爪のエッジ(角)を滑らかにするためにもヤスリは必ずそろえておきましょう。
特に足の爪は引っかかりやすいため、金属製やガラス製よりも柔らかくしなりのある紙タイプのヤスリが爪に負担がなくオススメです。
足用爪切り
足の爪は手の爪よりも厚く四角形に整えられるように専用の爪切りを使用すると切りやすいです。刃が真っ直ぐの直刃のタイプで、切れ味のよいものを選びましょう。
キューティクルオイル
爪の乾燥を防ぎながら爪周りの皮膚を保湿してくれます。丈夫な爪が作られて健康な爪の状態を保つために使用します。
正しい切り方
爪の長さは皮膚の先端にそろえる
爪の白い部分(フリーエッジ)を全部切り取るのではなく指と同じ高さにします。
先端は指に対して垂直にヤスリを当て真っ直ぐに整えます。足の爪は丸く切ると巻き爪になりやすいため全体の形は「四角形」を意識して整えます。
↓正しい爪の整え方を動画でチェック
爪切りのタイミング
足の爪は定期的に整えることが大切です。爪が伸びる速度は個人差がありますが、一般的には2〜4週間に一度が目安です。
やってはいけない切り方
深爪
足の爪を深く切りすぎると、巻き爪や陥入爪になるリスクや痛み、感染症の原因になります。特に足の爪は手の爪よりも感染症にかかりやすいため注意が必要です。
角を丸めすぎる
爪の角を丸く切りすぎると、巻き爪の原因となるため、直線的に切ることを心がけましょう。
V字カットは絶対にNG
皮膚に刺さっている爪をV字カット(バイアスカット)にすると一時的に痛みが和らぐため爪の左右の端を斜めに切りこんでしまうと根元が更に刺さりこみ巻き爪が悪化してしまいます。
さらには切り残しの棘を作ってしまい皮膚に刺さり化膿を引き起こす場合も少なくありません。
足の爪の健康維持
正しい切り方だけでなく、日常的なケアも足の爪の健康を保つために重要です。
保湿
足を洗った後には、保湿クリームを使用して乾燥を防ぎましょう。特に爪周りの皮膚は乾燥しやすいため、キューティクルオイルも併用すると効果的です。
足にあった靴を選ぶ
適切なサイズの靴を選び、爪への負担を減らしましょう。狭すぎる靴や反対に大きすぎる靴は靴の中で足が前滑りして爪を圧迫し、巻き爪や爪の変形を引き起こすことがあります。足に合った靴を選ぶことが大切です。
定期的なチェック
足の爪や周りの皮膚の状態を定期的にチェックし、異常が見られた場合は早めに専門家に相談しましょう。特に糖尿病の方は、足の健康に特に注意が必要です。
正しい足の爪の切り方は、健康で快適な生活を送るための基本です。適切なタイミングで、正しい道具を使い、正しい方法でケアすることが大切です。
荒川区にある東京巻き爪矯正院【南千住院】では実際に正しい爪の整え方やケア方法をアドバイスしています。また爪切りだけでもたくさんの方にご利用いただいています。是非お気軽にお問い合わせください。
荒川区南千住院の他、東京エリアには赤羽院、池袋院、練馬院、中野院、六本木院もございます。