年齢とともに爪や足のトラブルが多くなってくることやハイヒールを履く女性がなるイメージから子供は巻き爪にならないと思っている方もいらっしゃいます。実は年齢関係なく爪や足のトラブルは始まっていることをご存知でしょうか?
今回は小さなお子さんをお持ちの親御さん必見の内容になっています。ぜひこれからの未来を担うお子さんの爪や足の健康についての知識を身につけて下さいね。
子供の爪と足の特徴とは
子供の爪
大人と比べて水分を多く含んでいて柔らかく薄いのが特徴です。
そのため靴や外部からの圧迫の影響を受けやすいため巻き爪になりやすくなります。また薄く割れやすいため爪切りや靴からの負荷を受けて割れてしまい深爪になってしまうこともあります。爪が薄いため皮膚に刺さりやすく化膿してしまうことも少なくありません。
子供の足
1歳頃はまだ土踏まずが形成されておらず平べったい足の裏をしています。そのため足裏のクッション性がないので地面の衝撃を受けやすい状態です。
3歳頃になってくると足指全体で着地ができるようになってきます。土踏まずは出来てきていますがまだ未完成の状態です。
7~8歳頃にようやく土台が完成しますがまだ構造が柔らかいため外力の影響を受けやすく足変形しやすい状態がつづきます。
活動量が増えるこの時期にサイズの合わない靴をはいて走ったり歩き回ったりしていると足や爪に強い衝撃や圧迫がかかり続けます。そのため足指が変形してしまったり巻き爪になる可能性が高くなってしまいます。また骨格の崩れから身体のゆがみの原因にもなるので注意が必要です。
正しい爪切り習慣は子供のうちから身につけよう
深爪の状態、フリーエッジ(爪先端の白い部分)が全くなくなっていて陥入爪になっているお子さんもよくいらっしゃいます。小学生の爪切りでは1・2年生では8割ほど保護者が爪切りをしていたのが5・6年生になると2割にまで減ってきます。
自分で爪切りをするようになる前に保護者が爪切りを教えてあげる必要がありますが、先ずは保護者が正しい爪切りをしっかり理解することが必要です。
子供の爪は薄く割れやすいのでヤスリを使って整えるのがおすすめです。また爪を嚙む癖や、むしる癖があるお子さんも珍しくありません。自分できるからとほおっておかず、時々チェックすることも大事ですね。
子供の靴選びを見直しましょう
子供の足の成長は女子で12歳頃、男子で15歳頃まで続きます。この頃は足長が平均で1年に1㎝くらい成長します。
子供の成長はいちじるしく足の大きさもどんどん変わっていきます。すぐに大きくなってしまうので買い替えが大変と大きめの靴を履かせている親御さんも多いと感じます。
大きすぎる靴を履いていると靴の中で足が前滑りしてしまい指先が圧迫されてしまい巻き爪になりやすい環境になってしまいます。
反対に小さすぎる靴も指先が詰り巻き爪や指先の変形に繋がってしまいます。
成長スピードは個人差があるため3カ月~6ヶ月に1回位足のサイズを測って見るとよいでしょう。
巻き爪になりにくい理想的な靴は
- サイズが自分の足に合っていること
- 足の甲部分をきちんと押さえ、足が靴のなかで必要以上に動かないように固定できるもの
ですが幼いお子さんの場合、まだ紐を結べないためマジックテープで足の甲がしっかり固定できるものを選んで下さい。紐が一人で結べるようになったら紐のスニーカーに切り替えるのが良いでしょう。
巻き爪が悪化すると無意識に痛みをかばって歩く癖がついてしまい膝や腰、背中、首、などに歪みが生じ、場合によっては慢性的な頭痛を引き起こしてしまうこともあります。
年齢を重ねてから深刻化することの多い足のトラブルですが、実際は年齢を重ねてから始まるものではなく子供のころからの積み重ねで進行してしまったものなのです。
身体を支える足の健康を子供のうちから意識してケアすることは足だけではなくさまざまな疾患の予防にも役立ちます。
荒川区にある【東京巻き爪矯正院南千住院】では健やかな子供たちの未来のために適切な爪・足の環境を作るためのアドバイスを行っております。
巻き爪の相談だけでも大歓迎‼
ぜひお気軽にお問い合わせください。
荒川区南千住院の他、東京エリアには赤羽院、池袋院、練馬院、中野院、六本木院もございます。