変形爪というのは、「肥厚爪」や「爪甲鉤彎症」と呼ばれる爪症状の総称です。一般の方にもわかりやすいよう東京巻き爪矯正院は独自にそう呼んでいます。
肥厚爪は、爪が分厚く・硬く変化する症状です。爪切りが難しくなり、特にご高齢の方とその家族が苦労されています。爪が厚ければ靴内部の上部と接触し圧迫されやすく痛みが生じることがあります。また、伸びる向きが変化し、隣の指を傷つけるケースも少なくありません。
爪甲鉤彎症は爪が何層にも重なり肥厚した爪の症状です。古い爪の下に新しい爪が重なるように層を形成します。このとき、爪と皮膚の間は剥離し空洞になりやすく、ゴミや水分が溜まって不衛生になりやすいものです。剥離し宙に浮いた爪は不安定で、巻き爪を併発しやすい状態のため、爪の皮膚への食い込みによる出血が見られる場合もあります。
変形爪の形成はゆっくりと時間をかけて進み、痛みが伴わないことが多いものです。なので長年気にも留めていなかった患者様も多いのが現状です。しかしながら、いざ改善させたいと思った場合には長年(10年以上)の放置により施術を2~3年やそれ以上の継続が必要である、あるいは改善も限定的であることもございます。※生活環境や足環境により個人差があります。
以上から、肥厚爪や爪甲鉤彎症は痛みの有無に関わらず早期のケアが改善の鍵となります。
東京巻き爪矯正院池袋院では、ご自身やその家族でも爪切りが難しい場合に爪切りメニュー(単品2,200円。他施術込み1,100円)もご用意しております。他にも爪の厚みを削って自然な厚みに調整することもできます。(1指1,100~3,300円)