巻き爪や陥入爪の治療方法

巻き爪治療のフェノール手術

巻き爪専門院では、全店舗で月に数千人の巻き爪患者様が来院されます。もちろん巻き爪や陥入爪でお悩みの方が相談に来られますが、「そもそもどこに行って治療すべきかわからない」という意見が多いのです。まずは病院かなぁ・・・でも何科だろう?と悩まられている方も多いのです。

今回は世間一般的に巻き爪の治療となったときにどのような方法があるかをお話ししたいと思います。

どんな処置がされるのか?どのような治療の選択肢があるのか?病院の外科的手術はどのようなものがあるか、手術以外の矯正法は何があるかという観点からお話ししますね。

ご自身する対処方法または、病院などでも多い処置としては

・薬

炎症を起こした皮膚部分に軟膏など塗り薬をぬる。

・爪の角を落とす爪切り

食い込んで痛む爪の角を切り落とし、一時的に痛みの改善を図る。※必ず巻き爪は悪化するので爪切りは注意です。

・テーピング

食い込んだ爪の脇の皮膚部分をテープで押し下げて痛みの軽減を図る方法

でもこれらは対処療法となり、根本的に巻いた爪自体は改善されないのです

 

外科的手術による巻き爪治療

・フェノール法

指の付け根に麻酔注射をし、巻いている爪の端部分を切除して、爪を作り出す爪母細胞をフェノールという薬品で細胞を焼いて、新しい爪が生えてこないようにする処置方法です。焼いた細胞はもう元に戻らないので爪が変形した状態になることもある。

巻き爪治療のフェノール手術

巻き爪治療のフェノール手術後の症例

フェノールの手術後ですが、巻き爪の痛みは改善されなかったと巻き爪矯正にいらっしゃった患者様の症例です。両側の爪の根元はフェノールで処理されますので、爪の幅も狭くなり、歪な変形を起こします。

・鬼塚法

皮膚に食い込んでいる爪の端部分を切除して縫合する方法。後爪郭(爪の根元)の皮膚の切開もす流のでフェノール法に比べ術後の痛みが強いと言われている。外科的手術は保険がきいて、短期間で治療が終わるという点がメリットです。

しかし、術後は爪の幅が狭くなり見た目が悪くなる、バランスが崩れ力が入りにくくなる、また残った爪が巻いてきたり、変形して生えてきたりすることもあるようです。経験上、手術をしたとしても再発の可能性はあります

 

矯正法による巻き爪治療

手術とは違い皮膚を切ったり、爪を切り上げたりはせず、爪自体を矯正する方法です。

・市販の巻き爪グッズ

矯正法にはワイヤー、プレート、クリップ、テープ、シールなど様々ありますが、市販でも売っているようなものはお手軽ですがすぐに取れたり、重度の爪には難しいようです。

・ワイヤー矯正法

爪の先端に穴を開け、そこに金属製のワイヤーを通して矯正する方法です。うまく処置すれば痛みがなく矯正効果も期待できますが、爪の先に装着するため爪をのばさなくてはいけなく、のびた爪がぶつかりやすくワイヤー自体も引っかかりやすいのが特徴です。保険は適用外です。

・プレート矯正法

切らない!痛くない!巻き爪専門院でも採用しているこの樹脂製プレート矯正法は、外科的処置とは違い、皮膚を切開したり爪を切り落としたり抜き取ったりしないので施術自体に痛みがなく、プレートも目立たなく邪魔にならないのが特徴です。爪の質や大きさに合わせてプレートを加工できるので小さな爪にも可能です。保険はきかず、程度によって矯正期間が必要です。当院の樹脂製プレート以外にも金属プレートによるものクリップ式のものなど矯正方法は何種類もありますが、施術する人の技術の良し悪しにも効果は左右されます。

まとめ:大切なことはそれぞれの特徴を理解して自分にあった処置方法を選ぶ

外科的手術と手術以外の矯正法が様々ありますが、それぞれの処置方法や特徴、メリット・デメリットをしっかり理解した上で、治療方法の選択をすることが望まれます。でも自分の足爪にあった処置方法や治療方法は自己判断できないものです。そんなときはまず我々巻き爪専門院にお任せください。

 

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