巻き爪だけじゃない!爪のトラブルと健康

肥厚爪変形の例

爪のトラブルは巻き爪や陥入爪だけではありません、ちょっとした爪の変化が体調不良を教えてくれたり、足の負荷状況を教えてくれたりと大切な健康のバロメーターとなっているのです。

今回は埼玉巻き爪矯正院【浦和院】吉田が体の状態や不調を表すとも言われる爪のお話をします。普段あまり気にしていないかもしれませんが、爪の模様や形に注目して見ていきましょう!

横筋、横溝があるような爪

まず考えられるのが圧迫や外的刺激によって爪の根元である爪母が傷つけられると横溝が出来てしまいます。また爪が伸びるのを邪魔されてしまうと厚みになり重なる様に生えてきてしまうため横筋が入ります。その他にストレスや体調不良による栄養不足の場合にも、正常に爪が作られず横に筋が入ってしまうと言われています。重度の糖尿病や腎臓疾患の場合も横溝が表れる場合もありますが、足への負担が原因になっていることが多いようです。外的なダメージによるもの場合、右左の指の状態で差があることが多いです。横筋サインが出てるのに足の環境を改善をしないでいると悪化して写真のような肥厚爪、爪甲鉤彎症になったりもします。靴の履き方や選び方、インソールの改善をするなどすると良いです。「歳だからなる」というものではなく、加齢によって外反母趾や扁平足、浮指などの足の形の崩れが生じることで足の負荷が増え、爪がこのように厚くなって変形するというのが原因になると考えられます。

肥厚爪変形の例

縦筋、縦溝がある爪

主に挙げられるのは老化現象です。年をとるにつれ水分量が減っていきます、乾燥すると皮膚にシワが出来るように爪も縦筋が入ってしまいます。また若い方でも除光液など乾燥しやすい方は注意しましょう。 ハンドクリームやキューティクルオイル等で保湿するのも良いと思います。希にですが凹凸が多く割れやすく、爪全体に丸みがある場合、胃腸系疾患や呼吸器系疾患の場合もあります。縦筋とともに体調が優れない場合は医療機関を受診してみるのもよいでしょう。

匙状の反り返る爪

通称スプーンネイルとも言います。爪は元々巻く力を持っていますが、歩いたりすることにより下からの反発力で正常な形を保っています。過度な運動や元々爪が薄く巻く力が弱いと、そのバランスが崩れ、爪が反り返ってしまいます。爪の切り方も注意です。深爪にすると指の先に支えるものが無くなってしまい、もろに下からの圧力に負けてしまいます。また貧血の方など鉄分が不足していると爪が脆弱になってしまいスプーンネイルになりやすいと言われています。

二枚爪

二枚爪もまた乾燥や栄養不足、爪母に強い衝撃が加えられる事で、なることが多いです。その他にもスプーンネイルの原因の鉄分不足も二枚爪の原因となってしまいます。全てに言えることですが、日頃から食事や爪の環境を考えることが大切です!女性でヒールをよく履く方などは小さい小指などは割れて二枚爪になっていることも多いですが、「副爪ふくそう」と呼ぶこともあります。

 

ご自身の爪はいかがでしたか?巻き爪や肥厚爪の原因になりうる場合もございます。少しでも何か気になることがありましたら、一度、切らない!痛くない!巻き爪専門院へご来院下さい。

 

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